【SEMAショー16】トヨタ プリウス にサーキット仕様…旋回性能はスーパーカー並み
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SEMAショーは毎年秋、米国ラスベガスで開催されるチューニングカー&カスタマイズカーの一大イベント。日本のオートサロンとドイツのエッセンショーと並んで、世界三大チューニングカーショーと呼ばれる。
SEMAショー16で初公開されたプリウスGは、新型トヨタ『プリウス』をベースにしたカスタマイズカー。日本国内でSUPER GTに参戦中の『プリウスGT300』にインスピレーションを得て、トヨタとGordon Ting of Beyond Marketingが共同開発した。
足回りを徹底的に強化しているのが特徴。サスペンションはテイン製、ブレーキはブレンボ製。レイズ製の18インチホイールには、フロント265/35R18、リア235/40R18サイズのトーヨー「R888」タイヤを組み合わせる。
室内は、レーシングカーそのもの。スパルコ製のステアリングホイール、バケットシート、6点式シートベルトを装着。米国トヨタ販売は、「サーキットのスキッドパッドテストで、最大横加速度0.99Gを計測。数万ドルのスーパーカー並み」と説明している。
《森脇稔》