【新価値創造展16】会津大学、アイガモロボットで稲作支援…2017年に地元農家で実証実験

自動車 ビジネス 企業動向
会津大学が開発した「アイガモロボット」
会津大学が開発した「アイガモロボット」 全 2 枚 拡大写真

「アイガモ農法」というのをご存じだろうか。水田にアイガモを放し、そのアイガモが雑草や害虫を食べると同時に中耕して稲の生育を助けるという農法だ。会津大学はそれをロボットにやらそうと考えたのだ。

【画像全2枚】

完成したロボットの名前はずばり「アイガモロボット」、自走式自動水田除草ロボットだ。大きさは幅約300mmの円筒形で、両端に凸凹したタイヤがあり、後ろにしゃもじのようなものがついている。内部にはCPU、ギア、モーター、バッテリが入っている。

タイヤが回転して、しゃもじが地面を叩くことによって、雑草の種子が土壌に定着することを抑制し、雑草の発芽を防ぐのだ。「アイガモ農法だと、アイガモが自由に動くため、隅々まで行かないことがありますが、このアイガモロボットなら隅々まで雑草の種子を除去できるわけです」と同大学関係者。

使用時期は田植え後1週目から6週目までの間。これまでの実験では、雑草発芽を抑制でき、収穫量、品質とも従来通りであったそうだ。来年には一般の農家でこのアイガモロボットの実証実験を行う計画だ。

「なんとか2018年には市販化したいと考えています。ただ、製作するのに30万円かかっているので、これから量産化技術を確立して10万円ぐらいまでに下げていきたい」と同大学関係者は熱く語る。将来、こんなロボットが田んぼを動き回っている姿を見るかもしれない。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『アルトワークス』復活なるか!? 軽スポーツ復権への期待
  2. フィアット『トポリーノ』、「スポーツ スペシャルエディション」欧州発表…1958年の伝説的モデルに着想
  3. ホンダの最高級ミニバンが復活か?『エリシオン』後継でアルファードに挑む
  4. 次期『ノート』が日産復活の切り札となる? 2027年登場へ、価格は約30万円上昇か
  5. 【BYD シーライオン6 AWD 新型試乗】「広い・速い・安い」この万能PHEVに弱点はないのか? 300kmを走り検証した
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  3. 超高硬度クロムめっき、EV・半導体部品の長寿命化に貢献…大型量産設備をサン工業が稼働 
  4. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  5. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
ランキングをもっと見る