【ロサンゼルスモーターショー16】メルセデス Eクラス 新型に「AMG 63」…571馬力

自動車 ニューモデル モーターショー
新型メルセデスAMG E 63 4MATIC+
新型メルセデスAMG E 63 4MATIC+ 全 8 枚 拡大写真

ドイツの高級車、メルセデスベンツは10月末、新型『メルセデスAMG E 63 4MATIC+』の概要を明らかにした。実車は11月16日、米国で開幕するロサンゼルスモーターショー16で初公開される。

同車は、新型『Eクラス』セダンの頂点に位置する高性能グレード。すでに新型Eクラスセダンには、AMG仕様として、「AMG E 43 4MATIC」が用意されている。「63」を名乗るからには当然、「43」を上回るパフォーマンスが追求される。

注目のパワートレインは、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを、2個のターボで過給したユニット。スポーツカーの『メルセデスAMG GT』譲りのこのエンジンは、最大出力571hp/5750-6500rpm、最大トルク76.5kgm/2250-5000rpmを引き出す。

トランスミッションは、AMGスピードシフトMCTの9速。駆動方式は、フルタイム4WDのAMGパフォーマンス仕様の「4MATIC+」で、駆動トルクの可変配分が可能。0-100km/h加速は3.5秒で駆け抜け、最高速は250km/hでリミッターが作動。オプションの「AMGドライバーズパッケージ」では、リミッターが300km/hに引き上げられた。

サスペンションやブレーキなど、足回りは強化。内外装にも、AMGらしい演出が施される。とくに、歴代モデルで初めて、Aピラーから前方を新設計。グリルやバンパー、ボンネットなどが専用デザイン。ワイドタイヤを装着するために、フェンダーは17mm拡幅されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る