嵯峨野トロッコ列車、今冬も「ストーブ列車」運行 12月8日から

鉄道 エンタメ・イベント
嵯峨野観光鉄道は昨冬に続き「ストーブ列車」を運行する。写真はダルマストーブが設置されたトロッコ車。
嵯峨野観光鉄道は昨冬に続き「ストーブ列車」を運行する。写真はダルマストーブが設置されたトロッコ車。 全 2 枚 拡大写真

嵯峨野観光鉄道は11月10日、ダルマストーブを車内に設置した「ストーブ列車」を12月から運行すると発表した。初日の12月8日に出発式を行う。

【画像全2枚】

嵯峨野観光鉄道は、トロッコ嵯峨(京都市右京区)~トロッコ亀岡(京都府亀岡市)間7.3kmの嵯峨野観光線を運営しているJR西日本の子会社。保津峡沿いに敷設された山陰本線の旧線を活用する形で1991年4月に開業した。観光客向けのトロッコ列車『嵯峨野』のみ運行されている。

トロッコ車という車両の構造上、本格的な冷暖房装置は開業当初から設置されてないが、2015年12月には利用者が減る冬季の集客策としてストーブ列車を初めて運行。今年も12月8日から運行することになった。発表によると、ストーブ列車の運行期間は2016年12月8~13・15~20・22~29日と、2017年3月1日~3月中旬の予定。2016年12月30日~2017年2月28日は路線の全面的な運休期間となる。

初日の12月8日は9月20分から10時まで、トロッコ嵯峨駅で出発式を開催。テープカットやヘッドマークの装着を行う。また、ストーブ列車を古くから運行している津軽鉄道(青森県)を招き、11時15分から45分まで同社のPRを行う予定。トロッコ嵯峨10時07分発『嵯峨野3号』とトロッコ亀岡10時35分発『嵯峨野4号』には津軽鉄道の澤田長二郎社長と鉄道タレントの斉藤雪乃さんが乗車して記念乗車証を配布する。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る