忘れ物を追跡タグで早期発見…東急電鉄、通知サービスを試験導入

鉄道 企業動向
東急線渋谷駅に試験導入される忘れ物検索・通知サービスのイメージ。11月15日から試験が始まる。
東急線渋谷駅に試験導入される忘れ物検索・通知サービスのイメージ。11月15日から試験が始まる。 全 4 枚 拡大写真

東京急行電鉄(東急)とMAMORIO社の2社は11月11日、東急線の渋谷駅でMAMORIOの落とし物追跡タグを活用した忘れ物の検索・通知サービスを試験的に導入すると発表した。

【画像全4枚】

MAMORIO社はBluetooth搭載のタグを活用した忘れ物通知サービスを展開している。紛失物に取り付けられたタグから発信された電波を、近くにいるMAMORIOユーザーやMAMORIOの専用アンテナが受信。その位置をMAMORIOのサーバーに送信し、持ち主はスマートフォンで紛失物の位置情報を確認することができる。

2社の発表によると、東急線渋谷駅のヒカリエ2改札口付近にある忘れ物の受付所に、MAMORIOの専用アンテナを設置。タグの付いた忘れ物が受付所に届けられると持ち主に位置情報が通知され、渋谷駅で保管されていることが分かるようにする。

試験期間は11月15日から約6カ月の予定。利用者からの意見をもらいながら、検知精度の向上などを検討していくという。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  2. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  3. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  5. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る