【ブガッティ シロン】日本からの予約は10台以上

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ブガッティ シロン
ブガッティ シロン 全 8 枚 拡大写真

ブガッティ『シロン』の生産台数は500台。現在そのうち200台以上のプレオーダーが確定しているという。

そう話すのは、ブガッティ オートモビルズ S.A.S.社 取締役セールス、マーケティングおよびカスタマーサービス担当責任者のステファン・ブルングス氏だ。今回プレオーダーした顧客は、「『ヴェイロン』ユーザーはもちろんだが、実は約半数が新規顧客だ」という。

また、「彼らは試乗なしにデポジットを払っていることから、ブガッティブランドの信頼性の高さを物語っている」と述べる。

日本市場についてブルングス氏は、「ブガッティにとって日本は重要なマーケット。特にアジアの中では日本が最有力市場だ」と話す。その特徴については、「日本はクルマに対して深い造詣を持つ、歴史ある国だ。特にスポーツカーや特別なクルマに対する理解度がとても高い。“ブガッティクラブジャパン”があるのもその表れだ」とコメント。

また、「日本人は、特にヨーロッパの歴史あるブランドや、創業から続いているいわゆる老舗ブランドに価値を見出している。その視点で、ブガッティに対するファンが多く、そういうことを重んじる国だと思う」。更に、「日本人は一般の人も含めてとてもクルマを大切に乗っている。スーパーカーなどは、工場を出た時よりもきれいな状態だ。本当に大事にして、その価値をわかっているのが凄いと思う」と感想を述べた。

そして、「ヴェイロンは多くの日本の顧客を獲得。全世界で450台販売したうち、10台以上は日本のユーザーが所有している。シロンはまだ販売途中ではあるが、既にヴェイロンの台数を超え、プレオーダー台数のおよそ6%を占めている」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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