トヨタ自動車とコメダ、KDDIは11月15日、愛知県におけるスマートフォンアプリ「Driving BARISTA」を活用した、「ながらスマホ運転」事故防止プロジェクトの取り組み結果を発表した。
同プロジェクトは、「ながらスマホ運転」をしないで一定距離走行すると、コーヒー無料券と引き換えが可能になるというもの。3社の発表によると、9月20日からのDriving BARISTAアプリのダウンロード数は約3万7000、同日から10月6日までの蓄積された走行距離合計は、地球約65周分に相当する約260万kmだった。なおコーヒー無料券は約2万杯分が発行され、そのうち約8200杯分が使用された。
3社は今回のプロジェクトについて、安全運転を促すとともに、「ながらスマホ運転」事故防止について、改めて認識してもらう一助になったとし、今後も安心・安全な社会の実現に向けて、社会課題に対するプロジェクトの有用性を検証していく。