【ロサンゼルスモーターショー16】マツダ CX-5 新型公開、日本発売は17年2月

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マツダ CX-5 新型
マツダ CX-5 新型 全 30 枚 拡大写真
ロサンゼルモーターショーでのワールドプレミアが予告されていた新型マツダ『CX-5』が、プレスカンファレンスに先駆けた15日、ハリウッドで行なわれたマツダ主催の前夜祭会場でお披露目となった。

先代CX-5は「SKYACTIV」技術と「魂動」デザインを採用した新世代商品の第1弾として2012年に導入。以降、世界約120の国と地域で販売され、マツダの年間販売台数の約4分の1を占める基幹車種だ。過去に「2012-2013 日本カー・オブ・ザ・イヤー」など世界中で約90の賞を受賞している人気モデルだけあり、会場には世界各国から集まった報道陣やマツダのオーナー、関係者など約600人が詰めかけた。

デザイン・ディレクターのジュリアン・マントゥーセ氏によれば、「フル・リデザインとなった新型CX-5のデザインの特徴は、『CAR AS ART(アートとしての車)』」だという。

日本が古くから培ってきたクラフトマンシップを取り入れながら、魂動デザインのもと、艶やかさと精悍さを融合させた外観と、ドライバーに限らず、乗る人すべてが心地よさを感じられる内装を作り上げ、ボディカラーには魂動デザインの造形美を質感高く際立たせる新開発の「ソウルレッドクリスタルメタリック」を初採用した。

マツダのエンジニアチームの英知の結晶であり、「塗装とフォームの同化は、新型『CX-5』のダイナミズムを象徴するひとつのキー・エレメントだ」(マントゥーセ氏)と説明し、インテリアにおいても同様の哲学が込められているとのこと。

また、マツダの最新ラインアップに順次採用されている車両運動制御技術「SKYACTIV-VHICLE DYNAMICS(スカイアクティブ ビークル ダイナミクス)」の第1弾「G-ベクタリング コントロール」を搭載。走る歓びの深化に挑戦している。

なおパワートレインには「SKYACTIV-G 2.0」、「SKYACTIV-G 2.5」、「SKYACTIV-D 2.2」を市場ごとに合わせたラインナップで展開。力強くリニアな走行性能と優れた環境性能を実現するという。

新型CX-5は11月18日から27日まで開催されるロサンゼルスモーターショーに出品。販売開始時期は2017年2月より、日本から順次グローバル導入を開始するとのこと。

《宮原亜矢》

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