【ロサンゼルスモーターショー16】ジャガー初のEV、I-PACE…世界初の「VR」発表会

自動車 ニューモデル モーターショー
ジャガーI-PACEのバーチャル・リアリティ発表会
ジャガーI-PACEのバーチャル・リアリティ発表会 全 6 枚 拡大写真
英国の高級車メーカー、ジャガーカーズが11月15日(日本時間11月16日)、ロサンゼルスモーターショー16のプレビューイベントで初公開した『I-PACE』。世界初となるバーチャル・リアリティ・エクスペリエンスを駆使した発表イベントが行われた。

I-PACEは、ジャガー初のEV。次世代のクロスオーバー車を提案したコンセプトカーで、市販モデルは2017年に発表し、2018年の発売を計画している。

ジャガーは米国のロサンゼルスと英国ロンドンの2つの都市を結んで、世界初のバーチャル・リアリティ(VR)な発表イベントを開催。ロサンゼルスに1台しかないI-PACEが、VRを活用することで、最も実物に近い方法で、世界中の人々と体験を共有することを可能にした。

ロサンゼルスとロンドンの会場では、Dell Precisionワークステーションで作動するHTC Viveビジネスエディションというヘッドセットを装着して、VRを体験。来場者はI-PACEの仮想シートに座り、ビーチを360度見渡したり、車両が少しずつ組み立てられていく様子を見たり、砂漠の中を自分に向かって走り去っていく様子をバーチャルな世界で楽しんだ。さらに、他の参加者とインタラクティブなコミュニケーションも行われた。

このユニークで世界初のソーシャルVR発表イベントは、この種のVRイベントとしては最大規模を誇り、1日を通して300名以上の来場者が、バーチャル・リアリティを体験。イベントを手がけたHTC社のエルベ・フォンティーヌ副社長は、「従来の新車発表会の常識を塗り替えるエキサイティングな事例となった」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  4. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る