NI、自動運転車向けテストソリューションを公開

自動車 ビジネス 企業動向

ナショナルインスツルメンツ(NI)は、自動運転車の市場に向けたテストソリューションの構成要素となる新技術のデモを実施したと発表した。

テストソリューションは、自動車の設計、検証、製造を対象とするもので、10月25日~27日に米ミシガン州ノバイで開催された「オートモーティブ・テスティング・エキスポ(ATE) USA 2016」で公開した。

自動車メーカーは現在、テスト課題の増大という問題に直面しており、これらの課題はコネクテッドカーや半自動/全自動運転車の登場によってさらに困難なものになっている。完成車メーカーとサプライヤが必要としているテストシステムは、短期間でシステムの開発・配備が可能となるよう、ある程度完成されているのと同時に、技術や規格の変化に迅速に対応できるだけの柔軟性も併せ持つテストシステム。

NIは今回、これらのニーズに対応した3つの技術を展示した。1つは、先進運転支援システム(ADAS)で使用するレーダ向けのテストソリューションで、このソリューションを利用すれば、レーダーセンサ向けのRF計測とシミュレーションを実施することができる。

また、スイッチ/負荷/信号調節向けのオープンで新しいSLSCアーキテクチャをベースとしたHILシミュレータと、あらゆるインジェクタ(燃料噴射装置)を駆動/制御するためのDCMも紹介した。

NIは、コネクテッドカーや先進的な自動車に関する技術について主要なパートナー企業(エコシステム)と協力してプラットフォームの拡張に取り組んでいる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  2. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  3. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  4. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  5. パフォーマンスの新次元『ブリヂストン REGNO GR-Xlll』はブリヂストンが目指す究極のバランスに仕上がるPR
  6. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  7. レクサス『GX』通常販売は今秋に、先行して100台を抽選販売へ 価格は1235万円
  8. レゴ ブロック初心者再び! セナが愛用した「マクラーレン MP4/4」を組み立ててみたら感激した
  9. ヤマハ伝統の“白×赤”カラーがついに登場!ネオレトロバイク『XSR900』2024年モデル
  10. 80年代GPマシンを現代に、ヤマハ『XSR900 GP』が143万円で5月20日に発売決定!
ランキングをもっと見る