VW商用車世界販売9.6%増、イタリアは5割増 1-10月

自動車 ビジネス 海外マーケット
フォルクスワーゲンのLCV(軽商用車)。左からアマロック、クラフター、キャディ、T5
フォルクスワーゲンのLCV(軽商用車)。左からアマロック、クラフター、キャディ、T5 全 3 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは11月上旬、2016年1-10月の商用車(LCV=軽商用車)の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は39万0900台。前年同期比は9.6%増だった。

市場別実績では、西欧が好調。ドイツは10万2300台を売り上げ、前年同期比は12.2%増。フランスも21.6%増の1万5900台、スペインは35.2%増の1万1000台、イタリアは49.9%増の9200台と伸びた。東欧も、12.4%増の2万8100台と、回復傾向が続く。

車種別では、『Tシリーズ』が、前年同期比17.1%増の16万3000台と牽引。『キャディ』も15%増の13万1500台と引き続き好調。『アマロック』は8%減の5万7600台、『クラフター』は4.1%減の3万8800台で、これに続いた。

2015年のフォルクスワーゲン商用車の世界販売台数は43万0800台。前年比は3.5%減と、マイナスに転じた。

また、2016年10月単月では、4万0200台を販売。前年同月比は14.3%増と、引き続き伸びている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る