無免許運転の17歳少年、パトカーから逃れようとして連続衝突

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14日午後3時50分ごろ、滋賀県大津市内の県道でパトカーの追跡を受けていた乗用車が路外に逸脱。中央分離帯や標識柱などに連続衝突する事故が起きた。この事故でクルマを運転していた17歳の少年が重傷。盗難車を無免許で乗り回していたとみられる。

滋賀県警・大津署によると、大津市相模町付近の国道1号をパトロールしていたところ、京都府警が盗難車として手配していた乗用車を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。

パトカーはただちに追跡を開始したが、クルマは100km/h超で走行。一時的に振り切られる状態となったが、一斉手配を受けて周辺捜索を行っていた別のパトカーが発見して追跡を継続。クルマは大津市松本2丁目付近の県道を走行していた際に路外へ逸脱し、中央分離帯や標識柱に次々と衝突した。

衝突によってクルマは大破。運転していた17歳の少年は近くの病院へ収容されたが、腹部強打や骨折などの重傷を負った。命に別状はないとみられる。事故に巻き込まれた車両や人はいなかった。

警察では少年の回復を待ち、窃盗や道路交通法違反(無免許運転、速度超過)容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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