ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)の米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは11月上旬、10月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は、10月の新記録の6万2505台。前年同月比は4.1%増と、6か月連続で前年実績を上回った。
乗用車系では、主力ミドルセダンの『ソナタ』が、前年同月比6.8%減の1万4972台と、7か月連続で減少。2ドアスポーツクーペの『ジェネシス』は、71.3%減の581台と、6か月連続のマイナス。
小型車の『エラントラ』は、5ドアハッチバックの『エラントラGT』と2ドアクーペを含めて、1万5917台を販売。前年同月比は0.3%増と、11か月ぶりのプラス。小型スポーツの『ベロスター』は、前年同月比65.8%増の3548台と、大きく増加。
SUV系では、新型に切り替わった主力車の『ツーソン』が、前年同月比10.8%増の8088台と、2か月ぶりのプラス。改良新型モデルを投入した『サンタフェ』は、前年同月比2.2%増の1万1311台を販売。6か月連続のプラスとなった。
ヒュンダイモーターアメリカの2016年1‐10月新車販売は、前年同期比1.9%増の65万0193台。同社のデリック・ハタミ副社長は、「改良新型サンタフェシリーズが17%増と、10月の販売増に貢献した」と述べている。