“先駆け”を感じた…LEXUSの走り、世界観を味わいつくす試乗イベントがフィナーレ

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LEXUS EXPERIENCE TOUR 2016 大磯
LEXUS EXPERIENCE TOUR 2016 大磯 全 56 枚 拡大写真

関東・中部・近畿の3つのエリアにて、240組、総勢480名を招待して行われた「LEXUS DRIVING EXPERIENCE TOUR 2016」。泉大津だんじり祭りで活気づく10月8・9日に泉大津フェニックスを会場にして開催された第1弾を皮切りに、10月29・30日には中部国際空港 セントレアにて第2弾が、そしてファイナルは11月5・6日に大磯ロングビーチを舞台に実施された。

この試乗会の魅力はなんといっても、一般道とクローズドのコースを使って半日間に渡りLEXUS各車のパフォーマンスをじかに体感し尽くせるところにある。一般的なディーラーでの試乗では決して体験することのできない、LEXUSの備えるさまざまなバリューを目の当たりにすることが可能となっている。

具体的に、参加者が体験したプログラムは、加速やスラローム走行、ブレーキングなどを通してLEXUSの動力性能を堪能できる「ダイナミック試乗」。そして、プリクラッシュセーフティシステムとレーダークルーズコントロールを体験することでLEXUSに搭載された安全システムの理解を深めるための「安全機能体験」。さらに、数多く揃えられたLEXUSラインアップから、複数台のステアリングを実際に握り一般道を走行して走りのフィーリングやクルマの特性などを実感可能な「ラインアップ試乗」。極めつけは、現役のプロレーシングドライバーがドライブする『F モデル』に同乗して特設コースを走り、LEXUSが持つ真の運動性能と動力性能を体感できる「レーサー同乗体感」という4つのプログラムである。

取材回の参加者の多くは、輸入車オーナーだった。ある意味“目が肥えた”顧客が次のクルマの候補としてLEXUSに深く触れたあとに、どのような判定を下すのか---。最高潮の盛り上がりとなった3大会の大とり、関東エリアの大磯ロングビーチで行われた試乗会の模様をお伝えしたい。

◆「スポーティなのに高級感があるのがLEXUSらしい」…ダイナミック試乗

まずは、LEXUSの優れた走行性能を実際に自分のドライビングで確かめることができる「ダイナミック試乗」の様子から。

ここでは、『IS300h“F SPORT”』『RC350“F SPORT”』『GS200t“F SPORT”』『RX450h“F SPORT”』『NX200t“F SPORT”』という、5台のF SPORTモデルが用意されていた。試乗車のボディタイプはセダン・クーペ・SUVとさまざまで、パワーユニットもターボ・自然吸気・ハイブリッドと多様な展開。これらのクルマを操り、スラローム走行や、0-100km/h加速、高速域からのブレーキング、中速コーナリングなどが組み込まれたコースを走行した。

参加者は、順番にすべてのクルマに試乗することができるので、クルマの特性を比較しながら、LEXUSの優れたハンドリング性能や安定性、心躍るドライビング・パフォーマンスをタップリと味わうことができたようだ。実際に「ハンドリングがスムーズで、スポーツ走行でもクルマがグラつくことがなく安定しているのにはビックリした」「ハードな走りをしているつもりなのに、乗り心地がなめらかでスポーティなのに高級感があるのがLEXUSらしい」と興奮冷めやらぬ表情のまま昂ぶった語気で賞賛の声が聞かれた。

◆「LEXUSのイメージに相応しい先進性」…安全機能体感

「安全機能体感」のコーナーでは『GS450h』と『RX450h』の2台を使用してプリクラッシュセーフティシステムとレーダークルーズコントロールの体験同乗走行が行われた。LEXUSは交通事故死傷者数ゼロという目標を実現するために、プリクラッシュセーフティシステムと、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビーム、レーダークルーズコントロールという4つの安全装備をパッケージ化、『Lexus Safety System+』として2015年から導入している。ここでは、その内の2つの安全機能を実際に体験してもらうという試みだ。

プリクラッシュセーフティシステムの体験では、ルームミラー根元に設置されたカメラとフロントグリル内に配されたミリ波レーダーが常時車両の前方を監視しているため、追突のリスクが高まると段階的に警報ブザー&メーター表示からブレーキアシストと緊急自動ブレーキによる回避支援へと介入度合いを移行させる。

「すごく優れた安全装置だと感じた」「事故を大幅に減らすことができると思う」「緊急時でもブレーキがなめらかなので驚いた」「ぜひ自分のクルマにも欲しい」など、体験者からは絶賛の嵐。レーダークルーズコントロールでは、カメラとミリ波レーダーによって前走車に追従して加速と減速、そして停止までを制御する。ここでも「すごく未来感があった」「自動運転のイメージ」「LEXUSのイメージに相応しい先進性を感じるシステム」といった具合に、緻密な制御で人間の感覚に違和感なく確実に作動するシステムに対する評価は抜群であった。

◆「LEXUSらしさにあふれている」…ラインアップ試乗

そして、速度域の高い自動車専用道路と曲率の大きいコーナーや一部狭い箇所を含む一般道を組み合わせた試乗コースを設定した「ラインアップ試乗」も盛り上がりをみせた。というのも『LS』『GS』『IS』『RC』『LX』『RX』『NX』『CT』と幅広く取り揃えられた車両の中から複数台を、しかも公道で試乗できるという千載一遇の機会だからだ。

高速域での乗り心地や静粛性、ハンドリング特性を確かめることはもとより、一般道における取り回しのよさや快適性、加減速のフィーリングなど、あらゆる点をチェックし比較できるこの試乗では「LSの大きいのに鈍重さを感じさせない鋭い加速となめらかにスムーズに曲がる感覚は高級そのもの!どんな場面でも、ウルトラスムーズでとにかく静か」「ISのスポーティなのにラグジュアリーさも感じさせる走りはLEXUSらしさにあふれている」「LXの堂々とした逞しい走りっぷりはプレミアムブランドのSUVならでは!」など、各々が感じたLEXUSらしさが数多く挙げられた。

中でも、秋田からマイカーを走らせて駆けつけた男性は「走りからも、内外装の質感からもプレミアムブランドのフラッグシップをヒシヒシと感じさせるLSは素晴らしかった。クルーザーのごとくクルージングできるLSなら、長距離走行もプレミアムな体験になりそう」とロングランへの手応えを感じた様子だった。

◆「怖いを通り越して、楽しくてしかたない」…レーサー同乗体感

「怖いを通り越して楽しくてしかたなかった」という若い女性の意見の裏には、プロのレーシングドライバーが操るLEXUSがいかに安定して速かったかという真実が伺えた。すべてのプログラムを締めくくる最後に用意されていたのは、現役のプロレーシングドライバーである横溝直輝氏と高橋 滋氏の両ドライバーがドライブする『RC F』と『GS F』に同乗できるという「レーサー同乗体感」だ。

ド派手にテールスライドをきめながらコーナーを抜けていく2台のLEXUSは、外から見ているだけでもカッコよくて大迫力。同乗を終えてクルマから降りてきた参加者は、一様に上気した顔で「楽しい」「速い」「スゴイ」を連呼していた。ステアリングを握った横溝氏は「RC Fはおもしろいクルマですね。ブレーキを詰めていっても挙動が乱れたりせず、安定性に優れている。お客様も、安定しているところに驚いていました。皆、子供のような笑顔で喜んでいたのが印象的です」と、高橋氏は「GS Fはドッシリと安定していて、怖いと思う動きをしないクルマです。お客様は、実際に乗ってみると外から見ているのとは違うスピード感が楽しいと喜んでいました」と語ってくれた。

既存のLEXUSに対するイメージに加え、4つのプログラムを体験してみて、参加者それぞれの心に浮かび上がった新しいLEXUS像。ある人にとっては「プレミアム」であったり「スポーティ」であったり「先進性」や「洗練」であったりと、さまざまな価値感が見いだせたようだ。

ずっと輸入車ばかりを乗り継いできたというご夫婦は「欧州車みたいにゴツゴツとした乗り心地ではなくて、とても滑らかで静かに走ることに驚きました。妻も、助手席で『すごい高級ね』と喜んでいましたよ」とご満悦の様子。このほかにも「何よりも、車内がゴージャスで落ち着ける雰囲気なのが気に入りました」や「やはり自分で実際に運転してみないと本当のよさはわからない。LEXUSはエモーショナルなブランドだと知りました」など、厳しい目を持つ輸入車オーナーのLEXUSに対する高い評価が印象的だった。

また、とある参加者はLEXUSとは「先駆け」と表現した。通常は相反する卓越した走行性能と、静粛性を含めた優れた乗り心地のよさを両立させた「二律双生」。また、確たるアイデンティティを確立した未来感あふれるスタイリッシュなエクステリア・デザイン、最新技術を満載することで実現された高い安全性など、なるほど「先駆け」とは実にLEXUSを表すに的確だと感じられたのだった。

《太田輝》

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