【アメリカズカップ】海のF1…「マリンスポーツはかっこいい」ヤンマー役員

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アメリカズカップ福岡大会練習日(11月18日)
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ヨットの国際レース「アメリカズカップ」予選シリーズの福岡大会が19~20日に、福岡市沖博多湾で開催される。レースを前にした18日に福岡市内のホテルで、防衛チャンピオンの「チームオラクルUSA」スタッフと、大会オフィシャルトップマリンパートナーのヤンマー役員が対談した。

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登壇者はアメリカズカップ・イベントオーソリティ兼オラクルチームUSAのCEOであるラッセル・クーツ氏。クーツはアメリカズカップを5度制した“レジェンド”セーラーだ。そしてオラクルチームUSAのスキッパー(艇長)であるジミー・スピットル氏、ヤンマーの執行役員である荒木健氏。ヤンマーは、オラクルチームUSAの伴走艇(チェイスボート)にエンジンを提供している、チームのオフィシャルテクニカルパートナーでもある。

ヤンマーがアメリカズカップを支援する理由を荒木氏は「日本ではヤンマーというと農機のイメージが強いが、マリンを含め幅広い製品を提供していることを知ってほしい。また、“海のF1”と言われるアメリカズカップは日本では注目度が低い。日本大会を通してアメリカズカップの知名度を上げると同時に、マリンスポーツは楽しい、かっこいいと、とくに若い世代に伝えたい」と説明する。

クーツ氏も、マリンスポーツの普及について「若者たちにセーリングしてほしい。日本には優秀なセーラーが多い。若い才能を育てたい」と、荒木氏と同意見だ。

チームオラクルUSAは、レースの伴走艇のエンジンにヤンマーを選んだ。その理由をスピットヒルは「レース艇は最高で40ノット(75km/h)の速度が出る。レース艇と同じスピードを出せる、そして高速を長時間発揮できる伴走艇が必要だった」と説明する。

スピットヒルによると、伴走艇の役目は「レースのデータと情報をライブで収集すること。また、ダイバーら安全チームが乗船しており、レース艇が転覆したりクラッシュしたりするとすぐ駆けつける。つねにレース艇の横にいて、安全を担保する使命がある」という。

荒木氏は「海の上でエンジンがとまるとクルーの命にかかわる。信頼性、耐久性は最も大事」と、自社製品の性能を自負する。

スピットヒル氏は「ヤンマーエンジンの伴走艇と同じスピードで走れたら優勝できるわけで、日本で優勝するところを荒木氏に見せたい」と抱負を語った。

《高木啓》

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