【アメリカズカップ】福岡ラウンドのレース始まる…至近距離で熱戦!

船舶 エンタメ・イベント
第1レース勝利のランドローバーBAR(11月19日、福岡) 
第1レース勝利のランドローバーBAR(11月19日、福岡)  全 11 枚 拡大写真
ヨットの国際レース「アメリカズカップ」の挑戦艇決定戦シリーズ第9戦が19日、福岡市沖博多湾で始まった。福岡は地行浜の観戦エリアから至近距離でレース艇を見ることのできる“スタジアムレース”だ。第1レースはイギリスの「ランドローバーBARチーム」が勝利した。

福岡地方の天気は、前夜の雨は朝までにやみ、昼頃には薄日もさした。運営発表によると朝の風速は14ノット(7m/s)、西から。12ノットをぐらいあると、ダガーボード(水中翼)によって船体が空中に浮き上がる「フォイリング」航行が可能になり、第1レースから迫力のある展開になった。

レース前の開会式では参加チームのクルーがステージで紹介された。地元日本のソフトバンクチームジャパンはシーズンが進むにつれ調子を上げており、福岡でも勝利が期待される。早福和彦総監督は「平常心で一(いち)レース一レース戦う」とコメント。

壇上にはソフトバンクグループの孫正義も登場。「165年の歴史をもつ、世界で最も古いカップ戦が日本で初めて開催される。開催される以上、目指すのは1位!」と檄をとばし、アリーナを沸かせた。

週末で6レースが開催予定。第1レースはイギリスのランドローバーBARチームがいい風をつかんで勝利、第2レースはソフトバンクチームジャパンが好スタートを決めて勝った。第3レースは防衛チャンピオン「チームオラクルUSA」が貫禄を見せるかのようなレース運びで勝利を収めた。

この週末で予選シリーズの順位が決定、さらに複数回のステージを経て挑戦艇が決定し、挑戦艇とチームオラクルUSAとによるマッチレースが、英領バミューダで2017年6月に開催される。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  2. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る