【ロサンゼルスモーターショー16】ホンダチームの2050年の車、コンペ最優秀作品に

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ホンダの2050年の自動運転車
ホンダの2050年の自動運転車 全 8 枚 拡大写真

11月18日、米国で開催中のロサンゼルスモーターショー16において、「2016デザイン&デベロッパーチャレンジ」の審査結果が発表され、ホンダなど3社の共同作品が、審査委員が選ぶ最優秀賞を受賞した。

2016デザイン&デベロッパーチャレンジは、11の自動車メーカー、エンターテインメント、コンシューマーブランドが5チームを作り、今年のテーマ「自動運転車両:2050年の再定義されたユーザー体験」で協力。デザイナーやソフトウエア開発者で構成された各チームは、新世代の自動車にとってテクノロジー、データ、コネクティビティの融合が、内外装のデザインにどのような変革をもたらすか、また2050年の自動運転車がどのようになるかについて、アイデアを競い合った。

各デザイナーと開発者は、4つの質問に答えるショートフィルムを作成。質問は、ロサンゼルス市が自動運転を受け入れるためにはどのように進化すればよいか。人々が自動運転車両でどのような体験をすることができるか。この体験に似たものを実現する車両は何か。車両および車載体験は人々の生活をどのようにして根本的に変革するか、の4項目。

2万人以上のデザイナー、自動車メーカー、ジャーナリスト、その他の専門家が、参加者のコンセプトビデオを視聴し、好みのチームに投票。その結果、ホンダ、レゴ、トリガーの3社のチームの作品が、審査委員が選ぶ最優秀賞に輝いた。

審査委員のひとり、マテル社のクリス・ダウン上級副社長は「ホンダなど3社の作品は、コンシューマー体験が最も重要である自動運転車両の未来概念を提示し、審査員の全員が感銘を受けた。彼らは、将来的にそのテクノロジーを活用することになる子どもたちから、インスピレーションを得た。プレゼンテーションは、2050年の自動車オーナーになる人が、これから先を楽しみにできるという楽観的な未来を描いた」と評価している。

《森脇稔》

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