フリーゲージトレインの走行試験、JR九州が実施 12月3日から

鉄道 テクノロジー
3モード耐久走行試験が中断しているフリーゲージトレインの第3次試験車両。
3モード耐久走行試験が中断しているフリーゲージトレインの第3次試験車両。 全 1 枚 拡大写真

鉄道・運輸機構と九州旅客鉄道(JR九州)は、フリーゲジトレイン(軌間可変電車)の検証走行試験を実施すると発表した。

フリーゲージトレイン新試験車両は2014年11月30日から、3モード耐久走行試験を休止していた。11月18日開催された軌間可変技術評価委員会で「実際の営業線で約1万km程度の検証走行試験を行うことで、摩耗対策効果を最終的に確認する」ことが了承された。

これを受けて12月3日から改良台車による実際の営業線で検証走行試験を実施する。走行区間が九州新幹線熊本・鹿児島中央間、新八代付近の接続線と鹿児島本線熊本・八代間。新幹線は260km/h以下、新八代付近の接続線は50km/h以下、在来線は130km/h以下。

12月中旬までの試験は、1日1~2往復で週2~3回程度。2017年1月中旬から3月初旬の試験は新幹線が1日3往復程度。在来線が1日最大9往復程度で週に2~4日程度。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  2. ホンダ『プレリュード』新型、シビック タイプRのサスペンションとブレーキ技術搭載へ
  3. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
  4. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  5. セナのF1マシンに搭載、最後のホンダV10エンジンが8月オークション出品へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る