【お台場旧車天国16】メトロポリタンやフェラーリ412など希少な外車

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アルファロメオ ジュニアZ(1969年)
アルファロメオ ジュニアZ(1969年) 全 33 枚 拡大写真

去る11月20日に東京都江東区の臨海副都心で行われた「お台場旧車天国2016」。めったにお目に掛かれない輸入車、スーパーカーをピックアップした。

鮮やかなイエローのボディが印象的だったのは、アルファロメオ『ジュニアZ』(1969年)。ヒット作の「ジュリアGT」系のスペシャルモデルだ。ボディスタイルは「カロッツェリア・ザガート」によるもので、プレクシグラスのカバーに覆われた4灯式ヘッドライトが今も斬新(ざんしん)。途中のトラブルを応急処置しながら頑張って長野から走ってきたという。

コンパクト&ユーモラスなスタイルで目を引いたのは、2台のナッシュ(AMC)『メトロポリタン』。アメリカで設計開発され、イギリスのオースチンによって生産された2座席オープンカーだ。全長3.79m、全幅1.56mと、アメリカでは異例のコンパクトサイズなのは、メカニズムもオースティン製だから。ブルーの1959年式はオリジナルに近い仕様で、ピンクの1957年式は日本車のエンジンを積み、ATにエアコン、ディスクブレーキなども装備したラクチン仕様となっていた。

いわゆる”スーパーカー”も何台か目についた。オリジナル性を保つアルファロメオ『モントリオール』、WRC(世界ラリー選手権)のグループ4 ホモロゲーションモデルとして製作されたルノー『5(サンク)ターボ』2、低く長い4ドアボディにV型8気筒を搭載したアストンマーチン『ラゴンダ』、世界に1台しかない!? 電動オープンのフェラーリ『412』、『ビトゥルボ』をベースにスペシャルチューニングを施したマセラティ『シャマル』などだ。

フランスに存在したチューニングメーカー「ゴルディーニ」によるルノー『ドーフィン ゴルディーニ』も、かなり珍しい存在。メッキパーツが多用されたシボレー『ベル エアー210』や、チョップトップにスーサイドドアへとリメイクしたシボレー『パネルトラック』など、1950年代のアメ車も目立っていた。

《嶽宮 三郎》

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