東武鉄道は11月25日、鬼怒川線の小佐越~鬼怒川温泉間に新駅(日光市)を設けると発表した。2017年夏の開業を目指す。
発表によると、新駅は小佐越駅から約0.68km、鬼怒川温泉駅から約1.85kmの地点に設置。1面1線の単式ホームを設ける。
新駅の予定地の近くには、ミニチュアのテーマパークとして知られる「東武ワールドスクウェア」があり、駅名もテーマパークと同じ「東武ワールドスクウェア」になる。現在の東武ワールドスクェアは小佐越駅から徒歩約8分だが、新駅からのアクセスは徒歩1分となり、東武は「(ワールドスクウェアへの)交通利便性も格段に向上」するとしている。
運行計画は未定としているが、東武は新駅が開業する2017年夏をめどに鬼怒川線の下今市~鬼怒川温泉間でSL列車を運行する予定。SL列車の運行計画も新駅の設置を考慮してまとめられるとみられる。