濃霧が原因で出会い頭衝突、軽乗用車の運転者が死亡

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22日午前5時35分ごろ、福岡県香春町内の国道322号を走行していた大型トラックと、交差進行してきた軽乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故で軽乗用車を運転していた51歳の男性が収容先の病院で死亡している。

福岡県警・田川署によると、現場は香春町大字採銅所付近で片側1車線の直線区間。交差点には信号機が設置されているが、大型トラックと軽乗用車は減速しないまま交差点へ進入。そのまま出会い頭に衝突した。

衝突によって軽乗用車は中破。同町内に在住する38歳の男性が全身を強打。意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、回復することなく約7時間後に死亡した。トラックを運転していた行橋市内に在住する51歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

事故当時、現場では濃霧が発生していた。聴取に対してトラックの運転者は「霧で視界が悪く、信号がよく見えずに気づくのが遅れた」などと供述しており、警察では赤信号の看過が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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