メルセデスの新型EV『EQ』、2020年までに生産開始…独工場

エコカー EV
メルセデスベンツ ジェネレーション EQ
メルセデスベンツ ジェネレーション EQ 全 6 枚 拡大写真

メルセデスベンツが9月末、フランスで開催されたパリモーターショー16で初公開したEVコンセプトカー、『ジェネレーションEQ』。同車の市販版に関して、その生産計画が明らかにされた。

ジェネレーションEQは、メルセデスベンツが新たに立ち上げた電動パワートレイン車に特化したブランド、「EQ」の最初のコンセプトカー。EQには、エレクトリック・インテリジェンス、エモーション&インテリジェンスの意味を込める。

ジェネレーションEQは、メルセデスベンツ『GLEクーペ』や『GLCクーペ』と同様、SUVクーペとしてデザイン。今後、EQブランドからは、SUV、サルーン、クーペ、カブリオレなどの市販車が登場する予定。

ジェネレーションEQは、2個の強力なモーターを搭載。最大出力408ps、最大トルク71.4kgmを引き出す。このパワフルなモーターのおかげで、0-100km/h加速5秒以下の性能を発揮する。二次電池は、蓄電容量70kWhという大容量のリチウムイオンバッテリー。1回の充電で、最大500km走行できる実用性を持つ。

今回、メルセデスベンツは、ジェネレーションEQの市販版を、ドイツ・ブレーメン工場で生産する計画を公表。2020年までに、生産を開始する予定。ダイムラーのディーター・ツェッチェCEOは、「ブレーメン工場は最高の柔軟性とスピード、メルセデス品質を、EVに対しても実現していく」と述べている。

《森脇稔》

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