二輪街宣車で当選した松浪健太代議士...日本維新の会でオートバイ議連会長になる

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日本維新の会オートバイ議員連盟であいさつする松浪健太会長
日本維新の会オートバイ議員連盟であいさつする松浪健太会長 全 1 枚 拡大写真

オートバイ利用者の不便を、新たな法律「オートバイ行政推進一括法」で改革することを主張する松浪健太代議士が、日本維新の会オートバイ議員連盟の設立で会長に選出された。

二輪車に関係する法律は、運転方法などを規定する道路交通法、車両の構造などの規定する道路運送車両法などがある。それぞれの法律が違った定義づけをするため、まったく同じモデルのバイクであっても、担当する省庁によって対応が異なる。

例えば、警察は自動二輪車なので原付免許で運転することを認めないが、国交省は原付バイクと呼び、自動二輪車の駐車場整備の対象とはしないなど、利用環境を悪化させる弊害が出ている。

松浪氏は、この弊害を一本の新しい法律を作ることで改革。二輪車の交通環境を四輪車なみに引き上げ、低迷する二輪車市場の活性化にもつなげようと努力している。経産省が呼びかけ、鈴鹿市や浜松市などの地方自治体や二輪車業界と一体になって推進する「二輪車市場100万台」の目標も、松浪氏がこうした新法の整備を進める中で掲げられたものだ。

新法の整備は、松浪氏が自民党に在籍しオートバイ議連の事務局長を務めた時代から発展させてきた。日本維新の会の規約では、新法制定に向けた取り組みが第一に記されている。松浪氏は新法の制定の意義について次のように述べた。

「正しいことは正しい。どんなことがあっても通ることだし、正しい方向に軌道修正することは、胸をはるべき課題だ」

議連副会長には、同党政務調査会長の浅田均参議を迎えた。議連の議論を党全体に反映させ、松浪氏は自民、公明両党にあるオートバイ議連・懇話会の動きを加速させたい意向だ。

《中島みなみ》

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