【リコール】三菱ふそう スーパーグレート など、走行安定性が損なわれるおそれ

自動車 テクノロジー 安全
三菱ふそう スーパーグレートV
三菱ふそう スーパーグレートV 全 2 枚 拡大写真

三菱ふそうトラック・バスは11月29日、ふそう『スーパーグレート』などのサスペンションに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、ふそう『スーパーグレート』『ファイター』の2車種で、2015年12月18日から2016年8月2日までに製造された1516台。

後2軸式リーフサスペンション仕様の大型トラックにおいて、トラニオンクロスメンバに装着されているラジアスロッドブラケットの形状が不適切なため、走行時のラジアスロッド入力によりクロスメンバが変形し、クロスメンバと補強板をとめているボルトが緩むものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ボルトが折損するとともに、クロスメンバと補強板に亀裂が生じて、最悪の場合、ラジアスロッド締結部品がクロスメンバから外れ、走行安定性が損なわれるおそれがある。

改善措置として、ラジアスロッドブラケットと取付ナットを対策品に交換し、ボルトを新規のトルクで締め直す。また、クロスメンバと補強板を点検し、亀裂が生じていた場合、クロスメンバは補修し、補強板は良品に交換する。

不具合および事故は起きていない。社内からの情報により発覚した。

《纐纈敏也@DAYS》

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