診療所の駐車場でクルマにはねられ女性死亡---運転の81歳「どうして事故になったのかわからない」

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25日午前10時ごろ、三重県津市内にある診療所の敷地内駐車場で軽乗用車が暴走。クルマの後方にいた74歳の女性がクルマとコンクリート壁の間に挟まれる状態となった。女性は死亡。警察はクルマを運転していた81歳の男性から事情を聞いている。

三重県警・津署によると、現場は津市片田志袋町付近にある診療所の敷地内駐車場。74歳の女性は駐車場内で軽乗用車から降車。場内を歩いていたところ、駐車スペースに向けてバックで進行していた同じ軽乗用車にはねられた。

クルマは女性を押し出しながら進行を続け、女性はクルマとコンクリート壁の間に挟まれて全身を強打し、まもなく死亡。クルマを運転していた同市内に在住する81歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

事故を起こしたクルマは場内で他の駐車車両にも接触していたとみられるが、運転していた男性は「どうして事故になったのかわからない、状況を覚えていない」などと供述しているようだ。警察ではペダル踏み間違えが事故につながったものと判断。運転者が認知症となっていた可能性も含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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