自動車業界にも入り込む…セキュアなクラウド共有の事例

自動車 ビジネス 国内マーケット
国内の自動車工場(参考イメージ)
国内の自動車工場(参考イメージ) 全 2 枚 拡大写真
企業間のファイル共有でクラウドを使うことに不安はないか? 10月末に開催された ASPICクラウドアワード・IoTアワード2016 でベスト海外展開賞に選ばれた「Cloud Shared Office」(CSO、2年連続受賞)のソルクシーズに導入事例などを聞いてみた。

CSO ECM は、文書管理のほか、社内・社外でセキュアにファイル共有できるサービス。ファイル自動更新通知や、ワークフロー自動化などで、「新しいワークスタイルを創出してきた」。アクセスコントロール、証跡管理、漏洩防止などの管理機能により、導入後は「世界一括同期を実現」「クラウド化で営業の内勤時間を削減」といった声が寄せられているという。

「自動車業界では、大手自動車メーカーやサプライヤーなど複数社が導入している。たとえば、カスタマーサービスの技術グループで、各自動車の仕様書、その補足説明資料、用語集、教育手順といったドキュメント類を、世界中の関連グループで共有するためのシステム構築に活用されたという例もある」

「たとえば、製品管理システムは、クラウドベースで構築したけど、カスタマーサービスとの連携が取れてなかった。機密性の高い資料などがあり、情報漏えい抑制を目的に、誰が、いつ、どこでダウンロードしたかなどの情報を各ドキュメントに透かしで挿入できないかというオーダーもあり、CSO ECM を導入。その担当者は、『自社製品に対する理解度の向上につながった』『営業のセールストークスクリプトや提案書などに範囲を広げ、営業力向上を図りたい』とも話していた」

同社は今後、「webブラウザーの中だけでどこからでもファイルを同時編集できる機能などを追加したい」という。Googleドキュメントや MS Office Online のビジネス版といったイメージか。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  2. 「ヤリクロ超えたのでは?」スズキ『クロスビー』のフルモデルチェンジ級進化に「最近スズキすげぇな」などSNS興奮
  3. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  4. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  5. 【シトロエン C4ハイブリッド 新型試乗】ハイドロ系ダンパーでも「薄味」なシトロエン…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る