【実践! サウンドチューニング 初級編】イコライザー その5

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ダイヤトーン サウンドナビ・NR-MZ200のイコライザー調整画面。
ダイヤトーン サウンドナビ・NR-MZ200のイコライザー調整画面。 全 1 枚 拡大写真

「サウンドチューニング」機能を上手に操れるようになると、カーオーディオライフはもっと楽しくなる。そのノウハウを多角的にご紹介している当コーナー。現在は「イコライザー」について掘り下げている。今回は、「プリセットデータ」の活用法を解説する。

どのようなメインユニットにも大抵、例えば“ロック”とか“ボーカル”といった、全体の響きを変えるための「イコライザー・カーブ」が、あらかじめ設定されているはずだ。

「イコライザー」には、音響特性の乱れを“補正”する役割と、音色を変化させる“味付け”の役割とがある。そしてこれら「イコライザー・カーブ」はまさに、“味付け”のテンプレートとして存在しているわけなのだが…。

しかしこれらには、別の使い道もある。それは、“味付け”の“下地”として活用する、というものだ。

ところで、「イコライザー」を上手く操れるようになるには、“慣れ”が必要だ。どのように操作するとどう音が変わるのか、その傾向を経験則として身に付ける必要があるのだ。それには練習あるのみなのだが、やみくもに操作しても効率が悪い。ならどうすると良いかと言うと…。ここで、「プリセットデータ」の出番となる。

まず最初に、いずれかの「プリセットデータ」をメモ代わりに写真に撮ろう。そしてその値(イコライザー・カーブ)を、カスタム設定画面で再現してみる。次には、“フラット”の状態と音を聴き比べ、どこがどのように変わっているのかを確認する。

その後はそれをベースにして、より好みの“味付け”となるように、各バンドを微調整してみよう。そして、都度「プリセットデータ」を呼び出しては聴き比べ、どうサウンドが変化したのかその“傾向”を感じ取る。これを繰り返すことで、「イコライザー」についての経験則を溜め込んでいけるのだ。

なお微調整する際には、“フラットに戻す”方向で操作することをおすすめしたい。「プリセットデータ」は、どちらかと言えば、大げさに“味付け”がされていることが多い。そこからさらに値を大きく変更していけば、音色が崩れていくばかり…。“味付け”である以上、各人のお好みで操作すれば良いのだが、薄味でのコントロールができるか否か。ここに「イコライザー」操作の妙味がある。微妙な操作でどのような変化が生まれるか、その経験則を積んだほうが、後々役に立つ。ご参考にしていただきたい。

さて、「イコライザー」についての解説は、一旦ここまでとさせていただく。次週から新たなテーマに突入する。次週以降の当コーナーにも、ぜひご期待を。

【実践! サウンドチューニング】初級編 Part.2「イコライザー」その5

《太田祥三》

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