ヤンマー、営業益54%減…国内建機市場の反動減など 中間決算

自動車 ビジネス 企業動向
ヤンマー・ミニショベルViO45(参考画像)
ヤンマー・ミニショベルViO45(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

ヤンマーは11月30日、2016年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高3898億7100万円(前年同期比+10.0%)、営業利益82億円(-54.0%)、経常利益は67億2100万円(-61.7%)、純利益は32億9100万円(-70.0%)だった。なお、海外子会社の決算期変更に伴う影響を除くと、売上高3300億円(-6.9%)、経常利益は27億円(-84.4%)、純利益は5億円(-94.9%)となる。

農業機械の国内市場は、需要が低調に推移したものの機械の大型化が進み売上高は前期並み。また海外市場は、韓国、インドネシア等で販売が増加したものの、タイの干ばつによる需要減少等の影響により前期を下回った。

建設機械の国内市場は、排ガス規制導入に伴う前年の駆け込み需要の反動により売上高は前期を下回った。一方、海外市場は欧州で景気回復に伴い需要が増加。また、米国も建設需要は拡大傾向にあり、売上高は前期を上回った。

小形産業用エンジンは、北米の主要顧客向けの販売、並びに欧州への販売が減少したことにより、売上高は前期を下回った。舶用エンジンは、非外航船向けエンジンの需要は堅調に推移しており、またプレジャーボートの需要は米国を中心とした先進国で増加した。しかし、外航船向けエンジンの需要は新造船建造量の低迷により減少し、売上高は前期を下回った。

通期業績見通しは、売上高7470億円(前回予想比-580億円)、営業利益130億円(-180億円)、経常利益160億円(-140億円)、純利益81億円(-79億円)へ下方修正した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る