横浜ゴム、フィリピン生産拠点が設立20周年---新工場完成で生産能力増強

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ヨコハマタイヤ・フィリピン
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横浜ゴムの乗用車用タイヤ生産販売子会社であるヨコハマタイヤ・フィリピン(YTPI)は11月26日、同社が立地するクラーク特別経済区内のクエストホテルで設立20周年記念式典を開催した。

当日は特別経済区を運営するクラーク開発公社のノエル・マナンキル長官・最高責任者および開発公社関係者、関係官公庁、取引先のほか、横浜ゴムの南雲忠信会長、YTPI従業員など約230名が出席した。なお現在、YTPIは生産能力の増強を進めており、記念式典開催の前に工場内にて新工場(西工場)の開所式も開催した。

記念式典ではYTPIの20年の歩みをビデオで紹介したほか、勤続20年の従業員の表彰や地元の福祉関係団体への車椅子(約100台)の贈呈などを行った。挨拶に立った南雲会長は「YTPIは横浜ゴムが自社で設計・運営した初めての海外工場。以来、横浜ゴムの戦略的かつ重要な子会社であり続けており、高性能・高品質なヨコハマタイヤを世界中に提供するうえで欠かせない拠点となっている。今後も安全で信頼できる商品開発に邁進するとともに、フィリピン経済の発展や環境保護、コミュニティの福祉・サービスの向上に貢献していきたいと思っている」と述べた。

YTPIは1996年4月に輸出向け乗用車用タイヤの生産拠点として設立し、1998年から年間120万本で生産を開始。以来、継続的な生産能力の増強を進め、年間生産能力は2006年に700万本、2014年に1000万本、現在は1190万本に達している。今回の西工場の完成により2017年は1250万本を計画している。

《纐纈敏也@DAYS》

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