タクシー運転手が疾病原因で意識失って死亡、客が走行中に脱出

自動車 社会 社会

11月27日午前4時40分ごろ、千葉県浦安市内の市道でタクシーが暴走し、小学校外壁にある門扉に衝突する事故が起きた。運転していた65歳の男性が死亡。客として同乗していた男性は「運転手が運転中に意識を失った」などと話しているという。

千葉県警・浦安署によると、現場は浦安市富岡付近で片側1車線の直線区間。タクシーは約300mに渡って蛇行するように暴走。左右の縁石などに接触しながら走行を続け、最終的には道路右側にある小学校外壁の門扉に衝突した状態で停止した。

タクシーを運転していた65歳の男性は意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡。客として同乗していた32歳の男性も打撲などの軽傷を負っている。

客の男性は東京メトロ東西線の浦安駅からタクシーに乗車。乗車直後から運転手の様子がおかしく、5分ほどで蛇行を開始。運転手が意識を失っていることに気づき、後部座席からハンドルを操作して止めようとしていたという。しかし、クルマは止まらず、減速した時点で窓から車外に脱出。この際に負傷している。

警察では運転していた男性が疾病原因で意識を失ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る