日立製作所、イタリアで鉄道車両の保守 約130億円で受注

鉄道 企業動向
高速車両「フレッチャロッサ1000」
高速車両「フレッチャロッサ1000」 全 1 枚 拡大写真

日立製作所は、鉄道システム会社である日立レールイタリアがイタリア鉄道運営会社トレニタリアと高速車両「フレッチャロッサ1000」、「フレッチャロッサ500」、通勤車両「TSR」の保守に関する3つの契約を総額1億0800万ユーロ(約130億円)で締結した。

日立レールイタリアが、9年間にわたりフレッチャロッサ1000の保守と補修用部品をトレニタリアへ提供するもので、契約金額は約7900万ユーロ。2017年春から400両全ての車両の運行開始を予定しているフレッチャロッサ1000の効率的な運用をサポートする。

また、トレニタリアの子会社であるトレノルドが運営している80両のTSRに対する保守も行う。契約金額は約790万ユーロ。24カ月間にわたり、ロンバルディア州を走行しているTSRの毎日のモニタリングと定期的なオーバーホールを、シタブと協力して担当する。

このほか、12カ月間にわたって649両のフレッチャロッサ500に対する保守を、シタブとコンソーシアムを組んで受注した。契約金額は約2100万ユーロで、2回目の契約延長となる。

《レスポンス編集部》

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