キャタピラージャパンは、3トンクラスの後方超小旋回型ミニ油圧ショベル「Cat 303ECR」を12月1日に発売した。
Cat 303ECRは、2013年7月発売の後方超小旋回型ミニ油圧ショベル「Cat 303ECR」に新規特長を追加したマイナーチェンジ機。板厚をアップし、高い耐久性を確保した強化型アームを標準装備し、長いリーチやゆとりのダンプ高さなど、幅広い用途に対応するワイドな作業範囲を確保する。
また、ブレードのカッティングエッジには交換が容易で耐久性に優れたボルトオンタイプを採用。エッジは反転して使用でき維持コスト削減に貢献するほか、ブレードの自重でドージングが行えるフロートポジション機能をオプションで設定している。
そのほか、2種類の操作方式を切替可能な2ウェイコントロールパターンクイックチェンジャや、各コンポーネントを衝撃から守る上部旋回体の下部のボトムガード、山型形状のブームシリンダガードを標準装備する。
さらに、携帯電話回線を使って、車両の位置、稼働時間、燃料消費量、アイドリング時間、警告等の車両情報を入手できるプロダクトリンクをオプションで設定。効率的な車両管理や稼働コスト削減が可能となる。
価格(販売標準仕様・工場渡し・税別)は451万8000円。