ZF、新アプリを開発…カーシェアやレンタカーを効率化

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ZFが開発した新アプリ「オープンマティックス・ダッシュボード」
ZFが開発した新アプリ「オープンマティックス・ダッシュボード」 全 1 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ZFは11月30日、カーシェアリング企業やレンタカー会社に向けた新アプリ、「オープンマティックス・ダッシュボード」を開発した、と発表した。

オープンマティックス・ダッシュボードは、車両の総合管理ツールを提供する新たなアプリケーション。地理的情報と集約された車両データを表示できる特徴を持つ。2017年から乗用車向けのサービスを提供する予定。このアプリは、主にレンタカー会社やカーシェアリング企業、工場、保険会社など、多様な車両から構成される大きなフリート所有者を対象とする。

ダッシュボードを使用すれば、フリート車両をデジタルマップ上にリアルタイムで表示して分析できる。また、さまざまな評価指標を、分析に使用することも可能。車両使用割合、合計走行距離といった各車両の使用状況などに加え、車両固有のデータも使用できる。これには、実際の位置や今後の点検の必要性、稼働停止などのエラーメッセージに関する情報も含まれる。

EVを含むフリートの場合、ダッシュボードにより、効率的な充電管理も可能に。アプリでは、バッテリーの充電状況や最も近い充電ステーションまでのルートが表示される。レンタカー会社も顧客の望むルートと、利用可能なEVのマッチングが行える。この場合、バッテリーの残量と目的地の充電ステーションまでの距離が、主要な指標となる。

従来の車両についても、オープンマティックス・ダッシュボードは新たなアプローチで顧客サービスを向上させることが可能。レンタカー会社では、車両返却処理の迅速化が図られる。このアプリを使用することで、レンタカー会社は駐車場に入ってくる車両の中で、給油が完了している車両を特定できる。満タン状態の車両は、返却処理を早く行うことができる。

ZFアフターサービスのコネクティビティ専門ブランド、オープンマティックスのマネージングディレクター、トーマス・ロッシュ氏は、「自社によるフリートポータル構築への投資を望まない自動車メーカーにとって、この新しいアプリはメリットをもたらすだろう」と述べている。

《森脇稔》

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