【ホットロッドショー16】カスタムバイクに宿るハーレーVツインの息吹

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25周年を迎えたヨコハマ・ホットロッドカスタムショー。ハーレーダビッドソンのVツインエンジンを搭載するカスタムモデルはじつに多い。
25周年を迎えたヨコハマ・ホットロッドカスタムショー。ハーレーダビッドソンのVツインエンジンを搭載するカスタムモデルはじつに多い。 全 40 枚 拡大写真

MOONEYES(神奈川県横浜市)が主催するカスタムカー&モーターサイクルイベント『ヨコハマ・ホットロッドカスタムショー』。

25周年となる今年もパシフィコ横浜にて開催されたが、メインステージの前に大きなブースを構えたのは、今回もハーレーダビッドソンジャパン(以下、HJD)だった。

今年はニューモデルの展示は『CVOストリートグライド』の1台のみで、あとは1913年に日本に初めて輸入された『モデル9-E』の実物と、歴代のVツインエンジン単体を広いスペースを贅沢に使って置いた。

多くのカスタムバイクには、年代を問わずハーレーダビッドソンのVツインエンジンが積み込まれている。掲げられたバナーには『THE HEART OF EVERY CUSTOM BIKE』とあり、強烈なインパクトを放つディスプレイとなった。

展示されたエンジンは以下の通りで、まるでミュージアム。フラットヘッド(1929年~)から、ナックルヘッド(1936年~)、パンヘッド(1948年~)、ショベルヘッド(1966年~)、エボリューション(1984年~)、ツインカム(1999年~)、そして新作エンジンとなるミルウォーキーエイトへと眺めていくと、脈々と受け継がれるハーレーダビッドソンVツインエンジンの伝統を感じずにはいられない。

たしかに会場を見回すと、ハーレーがじつに多い。特に人気があるのが、ショベルヘッド、パンヘッド、ナックルヘッドの時代のものだ。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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