貨物の流動、5年前と比べて年間出荷量は2.4%減 2015年

自動車 ビジネス 国内マーケット
貨物の流動状況速報
貨物の流動状況速報 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、2015年度に調査した貨物の流動状況についての速報結果を公表した。

国交省では、「全国貨物純流動調査(通称=物流センサス)」として貨物の出発地点から積み替えを経て到着地点までの流動(純流動)を把握するため、荷主側から貨物の動きを捉えた統計調査として、1970年以来5年ごとに実施している。今回、2015年に実施した第10回全国貨物純流動調査の速報結果について取りまとめた。

速報結果によると、2010年調査から2015年調査の年間出荷量は25億2800万トンと2.4%減少しているものの、2005年調査から2010年調査の減少率15.4%減と比較すると減少傾向は鈍化した。

代表輸送機関別にみた流動量の分担率によると、これまでの調査結果に引き続き、「自家用・営業用トラック」の分担率が約84.3%と高い。ただ、自家用トラックの分担率は減少傾向が続いており、トラック全体に占める営業用トラックの比重が高まっている。

出荷1件当たりの貨物量(流動ロット)は、調査対象である鉱業、製造業、卸売業、倉庫業の4産業合計の流動ロットがこれまでの小ロット化の傾向から増加に転じた。代表輸送機関別流動ロットでは、トラックが依然として小ロット化が続いている。

2017年4月を目処に最終結果を公表する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る