多摩モノレールの改札口やホームがまる見え…主要8駅にGoogleストリートビュー

鉄道 企業動向
Googleストリートビューによる多摩センター駅
Googleストリートビューによる多摩センター駅 全 4 枚 拡大写真
西武拝島線、JR中央線、京王線、京王相模原線、小田急多摩線と、東西に延びる路線を縦に結ぶ多摩モノレール。第三セクター路線の主要駅が、「行かずとも見える仕掛け」を取り入れた。改札周辺やプラットホームなどをぐるぐると見わたせる、Googleストリートビューの採用だ。

Googleストリートビューで“散策”できる駅は、多摩センター、高幡不動、万願寺、甲州街道、立川南、立川北、立飛、玉川上水の8駅。たとえば、多摩センターでは、2階・3階・5階部分の各フロアがメッシュ状に表示され、各階をフロアを飛び越えて、各階の風景が確認できる。

また、ホーム先端まで到達すると、さらに先まで見えるような“矢印”が残る。「ホームの先、線路まで行けるか」と思ってクリックすると、こんどは地上のストリートビューが表示される。万願寺駅ホームの南端へとたどり着き、さらに先へ進もうとクリックすると、都道503号(多摩モノレール通り)の風景が映し出されるという具合。

Googleによれば、駅構内などの撮影には「トロリー」という機材が使われれたという。「世界中の美術館をストリートビューで見られるようにしようと発案した」という機材で、建物の中などを撮影できるよう、小さなタイヤで移動できるものだ。

多摩モノレールは、「8月にGoogleから打診があり、駅構内のストリートビューを掲載することで、エレベーターの設備や乗り換えルートが確認できるといったメリットで採用した。今後、Googleと協議しながら、未導入駅もストリートビューを取り入れていきたい」と話していた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. トヨタの新モビリティ向けEV、『e-Palette』販売開始…2900万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る