【ホットロッドショー16】定着しつつあるカスタムトレンド、クラブスタイル

モーターサイクル エンタメ・イベント
走りのパフォーマンスを高めるカスタムを施したクラブスタイル。
走りのパフォーマンスを高めるカスタムを施したクラブスタイル。 全 28 枚 拡大写真

パシフィコ横浜にて12月4日におこなわれた『ヨコハマ・ホットロッドカスタムショー』。その会場で、強い存在感を放っていたのが、昨今のカスタムトレンドとなっている「クラブスタイル」だ。

アメリカ西海岸に端を発するカスタムで、1982年から94年までのハーレーダビッドソン『FXR』、あるいは91年以降の「ダイナ」モデルをベースにフェアリングやトールバーを備え、走りのために足まわりやエンジンをモディファイしてあるのが主な特徴。

クラブとは、アメリカのモーターサイクルクラブを意味し、彼らは背中に大きなパッチを貼り、より速く、より遠くへとハイウェイを縦横無尽に走る。

彼らが選ぶのは、高剛性のメインフレームを持ち、当時から米国では最高のハンドリングと評価の高かったFXR系。そして大排気量Vツインを搭載しつつも、スポーティな走りを実現するダイナファミリーとなる。

ベースモデルが積むエボリューションエンジンを排気量アップしたり、最新式のツインカムモーターにスワップしてしまうのもトレンド。また、カラーリングもじつに手が込んだものが多い。

そんなクラブスタイルも日本でしっかり定着しつつあることが、ホットロッドカスタムショーでは見てとれた。センス良く仕上がった、クラブスタイルのハーレーたちを見ていただきたい。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  5. 車内で動画やサブスクが見放題!Apple CarPlayも!データシステム『U2KIT』はディスプレイオーディオ革命だPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る