タクシーが暴走して病院の建物に突っ込む、10人が死傷

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3日午後5時ごろ、福岡県福岡市博多区内の市道をタクシーが暴走。道の突き当たりにある病院の建物に突っ込む事故が起きた。この事故で10人が死傷。警察はタクシーを運転していた64歳の男を現行犯逮捕している。

福岡県警・博多署によると、現場は福岡市博多区大博町付近で片側1車線の直線区間。タクシーは約300m離れた博多区呉服町付近から暴走を開始。クランク状となっている道路の突き当たりにある病院の建物内に突っ込んだ。

この事故で建物外にいた44歳と53歳の男性、44歳の女性が全身強打でまもなく死亡。23歳の女性が頭部強打で意識不明の重体。男女6人が打撲などの軽傷を負った。クルマを運転していた西区内に在住する64歳の男にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。3人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを進めている。

暴走したタクシーはハイブリッド車。聴取に対して男は「突然ブレーキが効かなくなった」などと供述しているようだ。現場にブレーキ痕は無く、かなりの速度を維持したまま突っ込んだものとみられている。警察では車両の検証を含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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