【ホットロッドショー16】台湾ビルダーが50年代WGPのMVアグスタを『ブルターレ800RR』でオマージュ

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台湾のカスタムショップ『ROUGH CRAFTS(ラフ・クラフツ)』が手がけ、ヨコハマ・ホットロッドカスタムショー2016に出展した『Ballistic Trident』。ベースモデルはMVアグスタ『ブルターレ800RR』。
台湾のカスタムショップ『ROUGH CRAFTS(ラフ・クラフツ)』が手がけ、ヨコハマ・ホットロッドカスタムショー2016に出展した『Ballistic Trident』。ベースモデルはMVアグスタ『ブルターレ800RR』。 全 76 枚 拡大写真

年に一度のカスタムの祭典『ヨコハマ・ホットロッドカスタムショー』(12月4日、パシフィコ横浜)に、MVアグスタも登場した。

【画像全76枚】

その名は『Ballistic Trident』。ベースとなっているのは3気筒エンジンを搭載する『ブルターレ800RR』(2015年式)で、フロントノーズにフロントタイヤの半分を覆い隠す大胆なカウルを身にまとっている。

これは世界選手権ロードレースで、MVアグスタがタイトルを勝ち取っていた黄金期1950年代のマシンからインスパイアされたもの。当時のレーシングマシンはフロントまわりを覆い隠すフェアリングが備わっており、形状こそだいぶ違うがそのオマージュだ。

外装だけでなく、足まわりなど細かいところもモディファイされ尽くされ、往年のフォルムに現代の高性能パーツが融合しているのが面白い。ブルターレ800RRはもともと片持ち式のスイングアームでリアまわりがスッキリとしているが、管楽器のような3本の排気管といい、ベースモデルの持ち味をより強調しているのも見る者を唸らせる。

これを手がけたのは、台湾のカスタムショップ『ROUGH CRAFTS(ラフ・クラフツ)』。同イベントに初出展したのは2013年のことで、初年度からいきなり多数のアワードを獲得する鮮烈デビューを飾ったのはカスタムファンたちの間では記憶に新しいところだ。

今回の出展も見応え充分のものだった。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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