【ホンダサンクスデー16】今季限りでF1引退のジェンソン・バトンが念願のSUPER GTマシンをドライブ

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ジェンソン・バトン
ジェンソン・バトン 全 14 枚 拡大写真
12月4日にツインリンクもてぎで行われたホンダ・レーシング・サンクスデー2016に、今季F1で活躍したジェンソン・バトンが8年ぶりに来場。SUPER GTマシンなどを全開でドライブし、ファンを沸かせた。

第3期ホンダF1時代に、このイベントに参加したことがあるバトン。そこに置いてあったGT500マシンに興味津々。そのときはドライブできなかったものの、あれから約10年近く経ってイベント内で走行時間が設けられた。

今年GT500クラスに参戦し、第7戦隊では2位表彰台を獲得する活躍をみせたドラゴ・モデューロNSX CONCEPT-GTに乗り込むと、1周目からペースアップ。デモ走行の域を超えるような全開走行を披露してくれた。

走行を終えたバトンは「めちゃくちゃ楽しかった。直線はF1ほど速くないけど、操る面白さがあるね」と、国内最高峰のマシンを絶賛していた。

以前から来季はSUPER GT参戦なのではないかという噂があり、本人も興味があるというコメントをしていたが、それについては「噂は信じないで欲しいな。とにかく来年はゆっくりしたい」と、来季参戦の可能性を否定した。

またバトンは、1991年のF1で大活躍したマクラーレン・ホンダ「MP4/6」にも乗車。同じモデルがイギリスのマクラーレン本社にも保存されているのだが、バトン自身はドライブするのが初めてとのこと。ホンダV12エンジンの独特かつ大迫力のサウンドに感動した様子で、デモランを終えると、思わず「スゴイネ!」と満面の笑み。「背中から響いてくるV12サウンドの迫力がすごかった。またHパターンで3ペダルのマシンに乗るのも久しぶりだから、かなり探り探りで走ったよ」と興奮しっぱなしだった。

残念ながら、今季限りでF1引退を表明。来季に関しては前述の通り休養するとのことで、しばらく彼の走りを見られなくなってしまうのだが、バトン自身にとっては今シーズンを締めくくるにふさわしい1日となったようだ。

《吉田 知弘》

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