【ホットロッドショー16】BMW G310Rのトラッカーカスタムが登場…タンク下にリアショック装備

モーターサイクル エンタメ・イベント
ヨコハマ・ホットロッド・カスタム ショー2016に展示されたWEDGE MOTORCYCLEが手がけたBMW G310Rのカスタム。
ヨコハマ・ホットロッド・カスタム ショー2016に展示されたWEDGE MOTORCYCLEが手がけたBMW G310Rのカスタム。 全 52 枚 拡大写真
今年で100周年を迎えたBMW。普通2輪免許で乗れるアンダー400ccクラスの『G310R』が発売を控え、いまバイクファンから熱視線を浴びている。

そんなG310Rのカスタムが、早くも『ヨコハマ・ホットロッド・カスタム ショー2016』(12月4日パシフィコ横浜)にて披露された。G310Rならではの後方排気エンジンとトラスフレームが強調されたトラッカースタイルだ。

これを手がけたのは、東京都八王子市のカスタムショップ『WEDGE MOTORCYCLE』。ビルダーの二平隆司氏によると「気負わず、気軽に乗れるトラッカースタイル。移動手段として日常使いしながら、ときにはツーリングにも出かけられる」とのこと。さらに「ジャケットやスニーカーの延長線上にある。車両単体として凄いものができても、そのオーナーが跨がったときに似合っていなければ意味がない」という。

リアサスペンションをフレームサイドに移植するのも検討したが、作業を進めている流れでリアショックをエンジンの上に置いたら、バランスが非常に良かった。そこでタンクの下にリアサスペンションをレイアウトし、その存在を目立たせるためにタンク下をカットしたデザインが生まれた。

前後19インチのスチール製ホイールをはじめ、アルミ製のタンク・シート・シートカウル、シートレール、スイングアーム、マフラー、サスのリンクユニット、ブレーキローター、ステップ、ペダルなどワンオフで製作したパーツばかり。二平氏は「自分らしいスタイルで仕上げられた」と頷く。

こうしたカスタムの可能性も無限大にひろがるG310R。発売が待ち遠しい。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 衝突試験、1回の費用はおいくら? ホンダ栃木四輪開発センターで見学
  5. ホンダ『プレリュード』新型、気になるライバルたち
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る