11日に富士スピードウェイで開催されたニスモフェスティバル2016。SUPER GTトークショーでは、過激なトークが繰り出され関係者に動揺が走った。
ニスモフェスティバルでは恒例となっているSUPER GTトークショー。今年も監督とドライバーとの2部制で開催された。第1部の監督編では、#12 カルソニックINPUL GT-R星野一義、#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R近藤真彦、#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R大駅敏臣の3人が登場。いつもトークが長い星野監督が開口一番「僕の時間は短くって言われてる」と笑いを誘い、今シーズンの振り返りを話そうとすると、近藤監督が「はい、ありがとうございました」と話しを遮るなど息のあった掛け合いから始まった。
今シーズン#12号車は惜しいレースが多いこともあり、来年は結果を求めていきたいと話す場面が多く見られた。#24号車は今シーズン2勝し、しかもタイヤを交換しないでレースの結果を出したこともあり、星野・大駅両監督から無交換作戦をイジラレていたが、近藤監督に言わせれば「無交換は無交換で大変なんですよ」とその作戦の難しさを説いていた。追い込むように星野監督が「来シーズンはタイヤ交換が義務化だからね」と、まだ来シーズンのレギュレーションが発表されている訳では無いがトークを盛り上げていた。#46号車は今シーズン残念な結果になってしまい、大駅監督は「とにかく今シーズンのことは早く忘れて来シーズンに向けてチームを作りたい」と語った。
さらに各チームのドライバーの評価についてトークが進むと、星野監督は「来シーズンはうちは彼で行くから」と、現在シーズンオフで、来シーズンのドライバーラインナップのストーブリーグが囁かれている中でのトークなだけに、関係者もヒヤヒヤした様子が見られた。
最後に大駅監督は「来シーズン1つでも優勝していきたい」と語り、近藤監督は「今シーズンは2勝出来ましたので、来シーズンも応援お願いします」と語った。星野監督は「うちはイケイケで行くだけです」とそれぞれに抱負を語った。