ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ZFは12月5日、「エコライフ」と呼ばれるオートマチックトランスミッションが累計生産10万基を達成した、と発表した。
エコライフは、市街地で頻繁に発車と停車を繰り返すバス向けに開発された6速AT。2007年の量産開始から、およそ10年で累計生産10万基に到達した。
新開発のアイドリングストップ機能に加え、制御用ソフトウェアの「トポディンライフ」が燃費向上を実現。走行状態の解析によって最適なシフトパターンを選択するだけでなく、制動力も調整することで、燃料消費を最大5パーセント抑える。また、内蔵されたプライマリーリターダーが車体のブレーキ管理システムに組み込まれ、低速時でも強力な制動力を生み出し、サービスブレーキへの負担を効果的に軽減する。
エコライフは7種類を用意。対応入力トルクは1000‐2,300Nmと幅広い。車体総重量32トンまでのバスに、効率的かつパワフルな駆動力を提供する。
ZFのバスアクスルおよびトランスミッションシステム担当、アンドレアス・モーザー事業部長は、「エコライフは市バスから高速バスまで、あらゆるニーズに応えるAT。このトランスミッションは、高い性能と効率、低騒音と低燃費を兼ね備えている」とコメントしている。




