日本自動車工業会の西川廣人会長は、国会でTPP(環太平洋パートナーシップ)協定の締結が承認され、関連法案が可決されたことについて「TPPの実現に向けた前進であり、大いに歓迎したい」とのコメントを発表した。
西川会長は「グローバルに事業展開する自動車業界にとって自由貿易協定によるビジネス環境の整備が競争力強化に極めて重要で、日本をはじめとする加盟国が批准することで、アジア太平洋地域において質の高い経済連携が実現することを期待する」としている。
ただ、米国次期大統領に就任するドナルド・トランプ氏はTPPから離脱する方針を表明しており、TPPが発効する可能性は低い。