ゴーン氏「3つのコミットメントに取り組む」…三菱自動車取締役会長就任で

自動車 ビジネス 企業動向
三菱自動車 臨時株主総会 モニター画面
三菱自動車 臨時株主総会 モニター画面 全 4 枚 拡大写真

三菱自動車が12月14日に千葉市で開いた臨時株主総会で取締役会長の就任が承認された日産自動車のカルロス・ゴーン氏は、「今日は三菱自動車の再生に向けた新たな幕開け」と株主に呼びかけ、3つのコミットメントに取り組むことを明らかにした。

ゴーン氏は臨時株主総会で新任取締役として紹介された後、株主に向けてあいさつし「三菱自動車の会長として株主の皆様の利益を守り、当社の長期的な持続可能性を実現することを約束する」とした上で、信頼回復、黒字化、アイデンティティの尊重の「3つのコミットメントに取り組む」と述べた。

このうち信頼回復については「燃費問題で損なわれた信用を取り戻す。信頼回復は経営トップから始まる。透明性を担保し、確かなガバナンス体制を実現するのは取締役会と会長の仕事。なによりも質の高い信頼できる商品を世界中のお客様にお届けすることで信頼回復に努める」と述べた。

2つめのコミットメントとして「会社を黒字化し、持続的な成長軌道に乗せる。これにはコミットメントを設定し、それを守る文化を醸成しなくてはならない」としながらも、「三菱自動車は今や世界でトップスリーの自動車グループとなったアライアンスのスケールメリットを生かすことができる」と述べ、自信を示した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る