認証を持たないスズキの販売店が分解整備---国土交通省が業務改善指示

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スズキ本社
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国土交通省は、スズキがリコールなどでで不適切な改修作業を行っていたとの報告があり、業務改善指示したと発表した。

認証を受けていない販売店では、ブレーキホース交換などの分解整備ができない。

スズキによると、過去3年間で825の認証を受けていない販売店で、分解整備の内容が含まれるのリコールなど、11件の改修作業を計1967台に対して実施していたとしている。この作業における不具合の報告は受けていないとしている。

国交省はスズキに対して認証を受けていない販売店で改修作業をした自動車について、認証を受けている整備工場で安全確認を実施することを指示した。また、認証を受けていない販売店は、自動車分解整備事業の認証を取得させるよう指導し、認証取得が困難な場合は、分解整備を必ず外注させることと、再発防止策を策定し速やかに実施することも指導。2017年1月31日までに文書で報告するよう求めた。

国交省では、高度な知識や整備のための設備、技術を持つ整備事業者が分解整備を行うことによって自動車の安全確保を図るという自動車分解整備事業の認証制度の目的に反する行為であり、遺憾としている。

《レスポンス編集部》

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