【トヨタ C-HR】開発責任者、「他社からの乗り換えを増やす役割」

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタC-HRの開発責任者、古場博之主査
トヨタC-HRの開発責任者、古場博之主査 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車は12月14日、コンパクトSUVの新モデル『C-HR』を発売した。国内向けは1.2リットルのターボエンジンを搭載した4WDと、プリウスと同じ1.8リットルエンジンのFFハイブリッド車(HV)の2タイプで、月間6000台の販売を計画している。

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開発コンセプトは「我が意の走り」とし、欧州を中心に世界で走行テストを重ねて運動性能を高めたという。また、「カッコ良さ」にこだわり、初期のアイデアスケッチをほぼそのまま踏襲して独創的なスタイルとした。開発責任者であるミッドサイズ・ビークル・カンパニーの古場博之主査は「このクラスのお客様は39%の方がスタイル・外観を重視され、他のジャンルより2倍に達する」とし、「多少使い勝手が悪くても、とんがったカッコいいクルマを目指した」と話す。

また、「トヨタに眼を向けていただき、新しいお客様を獲得するのがこのクルマの役割」とも指摘、同社の保守的なクルマづくりのイメージを打破したいとの想いを込めている。国内ではトヨタ車の顧客は他社からの乗り換えが2割程度となっている。古場氏は、C-HRでは「それを上回るレベルにしたい」と語った。

《池原照雄》

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