【マツダ CX-5 新型】ディーゼルとガソリンの比率は55対45を狙う

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マツダCX-5新型
マツダCX-5新型 全 5 枚 拡大写真

マツダは12月15日、主力SUV『CX-5』の全面改良モデルを発表した。全国のマツダ販売店で同日から予約を始め、2017年2月2日に発売する。エンジンなどSKYACTIV技術群を全面採用し、12年2月に売り出した初代モデルから丸5年ぶりの改良となる。

エンジンは従来と同じ2.2リットルのディーゼルと、2.0リットルおよび2.5リットルのガソリンの3タイプ。車両運動制御技術である「Gベクタリングコントロール」や、より鮮やかさを追求した新色の「ソウルレッドクリスタルメタリック」を採用した。また、0km/h~100km/hの車速で前の車への追従機能をもったクルーズコントロールもマツダ車で初採用した。

初代モデルは、新開発した2.2リットルのディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」に人気が高まり、日本の乗用車市場でディーゼルが復活する契機となった。従来型のCX-5では最近でも7割強がディーゼル車という。ただ、新型ではガソリン車の販売にも力を入れる方針で、ディーゼルとガソリンの比率は「55対45程度を目標にしたい」(国内営業本部の高場武一郎主幹)という。

このクラスのSUV市場では「パワートレインはノーマル(CX-5の場合=ガソリン)とスペシャル(同=ディーゼル)の比率がはぼ半々であり、新型もそうしたレベルにもっていきたい」(高場氏)としている。CX-5といえばディーゼルが注目されてきたが「デザインや走りなど総合性能の良さ」(同)を訴求し、ガソリン車もテコ入れして販売全体の底上げを図る構えだ。

《池原照雄》

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