エイチアイ、JASPARに加盟…カーエレ技術の国際標準化活動を推進

自動車 ビジネス 企業動向
JASPAR
JASPAR 全 1 枚 拡大写真

エイチアイは、トヨタ自動車やホンダ、デンソーなど、国内の大手自動車メーカー・部品メーカーなどで構成する「JASPAR」に加盟したと発表した。

JASPARは、クルマの電子制御システムのソフトウェアやネットワークの標準化・共通利用による、開発の効率化と高信頼性確保を目指し設立された団体。これまで自動車メーカーごとに異なっていた基盤ソフトウェアや通信仕様などの情報系領域を会員企業で協調して開発することで、開発コスト低減や品質の向上を図るのが目的。

エイチアイは、「つながるクルマ」をコンセプトに、クルマと人を結ぶHMI開発を実現するツール「exbeans UI Conductor」や、クルマとクルマ、クルマとネットワークを結ぶテレマティクスプロダクト「exbeans Affinity」を提供している。「クルマの電子化・自動化」時代に、コネクティッドカーの普及に伴って広がるIoTサービスのためのソフトウェアを搭載する自動車メーカーや車載機器メーカー、サービスを提供する企業に、サービス実現を容易にするソフトウェア提供を目指している。

今回、JASPARへ加盟することで、エイチアイとしても自動車分野における課題に積極的に対応し、カーエレクトロニクス技術の国際標準化活動に貢献する。また、同社製品での安心・安全に必要な機能安全対策や、IoTにおけるサイバーセキュリティ対策への取り組みでも、いち早く対応させ、品質マネジメントシステムの機能安全指向レベルの向上を図る。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  4. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る