新型エアバッグ、頭部に加わる回転力を吸収---ZF、平行セル型を開発

自動車 テクノロジー 安全
ZFの新型エアバッグ
ZFの新型エアバッグ 全 1 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ZFは12月上旬、「平行セル型フロントエアバッグ」を開発した、と発表した。

この平行セル型フロントエアバッグは、正面や側面衝突の場合、前席乗員の前方または横方向への激しい衝撃を、より効果的に吸収できることを目指して開発された。

車両の中心に向かって広がる特殊形状を用いた独自のチャンバー設計が施されているのが特徴。このシステムは、エアバッグに対して斜めに頭部が当たる際、頭部に加わる回転力を吸収し、頭部の傷害を軽減する設計となっている。

ZFは、同時に発表したV字およびU字型のカーテンエアバッグとともに、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が2019年に導入予定の新規衝突試験に対応していく。

《森脇稔》

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